こんにちは、AnNeee の冬よりは夏が好きなほう、itです。
各方面で話題沸騰(?)の新定番コンポジットツール Nuke 。
日本語マニュアルやガイドブックの訳本も出てますます盛り上がっているところでしょう。
32bitフロート、openEXRへの対応厚く、
AEではいかんせん限界を感じつつあったハイレゾな映画の現場などに強いとのことですが
(しかしAEももちろんその辺の見直しや強化に取り組んでいるようですが)
そのカラーピッカーについての話です。
…TMIってなに…??
というわけでnukeのカラーピッカーなのですが、
RGB、HSVというおなじみの二つに混じって
TMI
というのがあります。
こんな色空間 きいたことありません(笑
もちろんTMIで調べても出ませんが
あれやこれやと調べていくとおんぼら見えてきたのが、
t = temperture (色温度)
m = magenta (マゼンタ)
i = intensity (強度)
ということだと分かってきました。
なんとなくYUV色大系に近いのかなと思いましたが
(そうするとYが輝度なのでUVYの順になりますか)
同じかというとそうでもないかもしれません。
ただ、映画方面へ対応強化をはかるときに
実写合成を意識して色温度のパラメータを用意するのは
とても自然でありがたいことのように感じます。
でちなみに、
nuke tmiで検索すると
three mile island に関する記事がたくさん出てきます。
…ひょっとするとTMIという色大系名は、
nuke = 核爆発 というツール名と引っ掛けたある種のジョークなネーミングなのかも…???
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[追記]
こちらの記事に、19番以降で触れてありました↓
http://www.peachpit.com/articles/article.aspx?p=1707325&seqNum=6
それにしても、スライダーは0-1なので、色温度としては微妙に使いづらいような(^_^;;
実はですね。HoudiniのカラーピッカーにもNukeと同じくTMI表色系があるんですよ。
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